理念

看護の専門性を発揮し、常に相手の立場を考え、思いやりのある看護を提供する。

基本方針

  • 看護レベルの向上に努力し、個々のニーズに応じた心ある看護を提供する。
  • 他職種と連携し、地域社会から選ばれる病院作りに貢献する。

小川 栄子【おがわ えいこ】(看護部長)


ご挨拶

看護部は、病院と同じ理念を掲げ病む人への思いやりを持って、患者さまや家族に寄り添い安全で安心のできる看護が提供できるよう日々 努力しています。患者さんとのふれあいの仲で人として成長し、看護のキャリアアップがはかれるよう院内・院外の研修会にも参加し看護師が個々の力を伸ばしモチベーションを高め自己成長できるよう教育環境を整えています。また結婚、出産を経た看護師が安心して働きつづけられるよう院内24時間託児所を完備しています。これからも、看護全体の質の向上に取り組み、地域のみなさまと共に歩み愛される病院を目指していきたいと思っています。

部署紹介

外来

当院は、病院理念にも掲げていますが、病む人への思いやりを持って、安心で安全のできる外来診療を心がけ、多職種と連携し地域社会から選ばれる病院作りを目指しています。

【外来看護】
☆診察の介助: 診察室に同席し、診察の介助や在宅での生活指導など、患者さまのサポートをさせていただきます。不安なことなどお気軽に相談してください。
☆健診: 各種健診を行っておりますが、事前に予約をしていただくと待ち時間の短縮にもなりますのでご協力をお願いします。
☆採血・注射: 事前に医師から指示がある場合は、診察前に血液検査を実施して、結果が出てから順次診察となります。血液検査の結果は検査の項目にもよりますが、約40分~50分ほどで結果が出ます。診療科によっては、予約制ではないため、待ち時間が長くなる場合もございますが、診察室前に受付番号が表示されるモニターが設置されておりますので、診察の順番を確認することができます。採血・注射・点滴は、医師の指示のもと看護師が実施しております。尚、腎不全の患者さまの採血は、将来、透析治療に至る可能性がありますので、前腕の血管は大切に温存し、手先での採血をさせていただいております。
☆内視鏡検査: 検査希望の患者さまは事前に予約をお願いします。下部(大腸)検査の場合当院では安全のため、前日に入院していただき前処置を行います。やむをえず入院できない患者さまは、医師とご相談していただきます。
☆透析関連の処置や手術: 透析治療を受けられる患者さまや、現在透析治療を行っている患者さまの、シャント(バスキュラーアクセス)に関する手術や経皮的血管拡張術(PTA)・経皮的血栓除去などを行っております。シャント作製では、患者さまの血管の状態により自己血管で作製する場合と人工血管を移植する場合があります。手術当日は緊急でないかぎり、外来看護師が必ず術前訪問し、手術についてご説明させていただきます。 外来看護師の業務は多岐にわたりますが、患者さまに寄り添い、いつも笑顔で接することを心がけ、患者さまに安心していただけるよう努めてまいります。

透析室

透析室が2階と3階にあり、ベッド数は約89床あります。
ベッド間隔は1.0~1.2m確保されており、患者さまのプライバシーに配慮した圧迫感のない設計になっています。設備も目にやさしい天井の間接照明や、フル電動リクライニングベッド、液晶テレビなどが備えられ、快適に透析治療が受けられる環境となっています。
また2階東側の交通公園に面した待合室・食堂には開放感のある大きな窓が設けられており、四季折々の風景を眺めることができます。
透析看護は、患者さまと長いおつきあいになります。常に患者さまに寄り添い、思いやりのある心をもって、患者さまが安心して透析治療が受けられるようにスタッフ一同日々努力しています。

  • 送迎について

    当院で維持透析を受けている患者さまの通院は、原則として患者さまご自身で来院していただくか、ご家族の方などに送迎をしていただきます。しかし、やむをえない場合においては当院の送迎サービスを利用することができます。お気軽にご相談下さい。

  • フットケアについて

    下肢末梢動脈疾患による足病変の重症化を回避するため、早期発見・早期治療が重要です。定期的な観察、フットケア、血流検査などを行い、多職種と連携しながら取り組んでいます。

病床

一般病棟(5階1病棟35床(うち地域包括ケア病床10床)、4階2病棟34床では慢性腎臓病(CKD)、糖尿病、透析導入などの治療・教育入院やリハビリなど様々な症例に対応しています。

【看護サービスについて】
高齢の患者様が多く、安全・安楽を第一に考え、多職種がチームで転倒予防・褥瘡予防などに取り組んでいます。特に、シャントの手術などで入退院を繰り返すことが多く、治療の経過と共に、日常生活や社会生活の変化を余儀なくされる方が少なくありません。そのため、一人一人の患者様やご家族との会話を大切にし、支援できることを共に考える看護が提供できるように、スタッフ全員で研修参加や資格取得に力を入れています。

【療養環境について】
患者様の入院生活が快適に過ごせるように、広い談話室、全室に洗面所を完備しています。病棟内廊下・病室は、広々をした空間で、圧迫感を感じさせません。
行き届いた清掃、24時間換気を行い、清潔感を感じて頂けるよう日々努力しています。

看護教育

常に信頼される看護(医療)を実践するために、医療サービス提供の担い手として最も大きな位置を占める看護部にとって教育・研修は極めて重要です。
院内・院外における教育・研修へ積極的に参加し、自己研鑽やモチベーションアップに繋げていくためにサポートしています。

院外研修

看護協会で開催される研修会をはじめ、毎月様々な研修会があります。最新の医療情報を収集し、最善の看護ケアが提供できるよう、積極的に参加するよう努めています。
県外の研修会へは、年に1回病院から研修費用が提供されますので、負担なく参加することができます。

S-QUE院内研修1000

2016年よりS-QUE院内研修という研修システムを取り入れています。
パソコンやスマートフォンなどを利用して自宅で受講することができます。最新の医療や看護の動きを知り、知識や技術を深め、スキルアップへ繋げています。
また育児休暇中の看護師も、余った時間で活用して休暇中でも個人の知識のアップデートを図っています。

bunnar