医療理念/方針

医療理念

「病む人への思いやりをもって、安全で安心のできる高度な医療を提供します。」

医療方針

  • 心ある医療を介護サービスと連携して提供し、地域社会に貢献する。
  • 生きることへの共感、病む人への思いやりをもって医療に従事する。
  • 当院の専門としている医療部門においては、医療レベルの向上に努力し、先進的医療を提供する。

概要

施設名 医療法人仁栄会島津病院
所在地 〒780-0066
高知県高知市比島町4丁目6番22号
代表電話番号 088-823-2285
FAX番号 088-824-2363
診療科目 内科・人工透析内科・糖尿病内科・リウマチ科・腎臓内科・消化器内科・循環器内科・
外科・人工透析外科・整形外科・泌尿器科・消化器外科・脳神経外科・肛門外科・皮膚科・リハビリテーション科
入院許可病床数 69床
透析ベッド数 89床
職員数 279

職員内訳

常勤医師(9名)
非常勤医師(8名)
看護師(66名)
准看護師(4名)
看護助手(19名)
薬剤師(4名)
臨床検査技師(5名)
診療放射線技師(4名)
臨床工学技士(36名)
診療情報管理士(0名)
理学療法士(10名)
作業療法士(2名)
社会福祉士(2名)
事務員(21名)
管理栄養士(5名)
栄養士(7名)
調理員(10名)
運転手(2名)
保育士(3名)
管理員(1名)
介護支援専門員(5名)
介護福祉士(40名)
介護職員(12名)

ごあいさつ

院長 西村誠明 (にしむら しげあき)

昭和48年の開設より、半世紀を迎えて、日本では腎臓病は、新たな国民病と言われています。年々、透析患者の高齢化は進んでおり、2020年日本透析医学会統計調査で透析患者の平均年齢は69.40歳です。また、透析開始の年齢層は男女とも70~74歳と高齢化しています。また、腎臓が悪くなると、脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患に対するリスクが高まります。
私たち、医療スタッフは、患者様の透析治療、合併症を考えるだけでなく、健康寿命を伸ばす事まで考えてまいります。開設当初の理念を大切に、今後も、地域医療を担ってまいります。

沿革

当院は、昭和48年に島津外科胃腸科として、職員20名足らずで、四国で最初の透析医療を中心とした人工腎臓センターとして開院しました。
その後、内科、整形外科、泌尿器科、循環器科、脳神経外科等を設置し病院としての機能を向上してまいりました。
平成8年に医療法人仁栄会を設立し島津病院と改名し介護事業にも参入しました。関連施設として平成9年に島津クリニック、平成19年に島津クリニック比島を開設しました。平成12年に高知県中央病院診療部長の三宅 晋先生を院長に迎え、内科部門が充実し日本透析学会より認定施設として認定されました。平成18年には高知大学医学部第一外科の教育関連施設に認定されました。

昭和48年3月 島津外科胃腸科を開設(一般18床)
院長 島津栄一(医学博士、外科学認定医、日本透析学会認定医・専門医)
昭和56年12月 島津外科胃腸科病院に名称変更(一般病床27床に増床)
昭和57年6月 本館東棟を増設(一般病床50床に増床)
平成8年1月 医療法人仁栄会を設立し(理事長に島津栄一就任)島津病院と改名
平成8年3月 本館西棟を増設
平成8年4月 訪問看護ステーション二葉・デイケアを開設
平成8年9月 診療科リハビリテーション科を設置
平成8年11月 診療科循環器科を設置
平成9年9月 須崎市に医療法人仁栄会島津クリニックを開設
平成11年11月 訪問介護・通所リハビリテーション指定
平成12年1月 島津病院居宅介護支援事業所開設
平成12年4月 島津病院院長に三宅 晋先生が就任し、日本透析学会教育施設として認定される
平成12年12月 認知症対応型共同生活介護グループホーム「やすらぎ」を開設
平成18年4月 高知大学医学部第一外科の教育関連施設として認定
平成19年11月 医療法人仁栄会島津クリニック比島を開設
小規模多機能型居宅介護ひじま・有料老人ホームひじま併設
平成20年7月 有料老人ホームひじまから高齢者専用賃貸住宅ひじまへ変更
平成22年11月 電子カルテを導入
平成23年5月 地域密着型特定施設入居者生活介護みやびの里を開設
平成25年12月 小規模多機能型居宅介護しおたを開設
平成28年7月 本館新築(第1期工事完了)
平成28年11月 「高齢者専用賃貸住宅ひじま」から「住宅型有料老人ホームひじま」へ変更
平成29年7月 本館新築完成

各種指定

当院は以下の指定を受けております

  • 労災保険指定
  • 結核予防指定
  • 原子爆弾被害者一般疾病指定
  • 生活保護法による指定
  • 自立支援医療指定
  • 一般病棟入院基本料10:1
  • 一般病棟入院基本料看護補助加算10:1
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 入院時食事療養(I)
  • 集団栄養指導
  • 特別食
  • 検体検査管理加算(I)
  • 輸血管理料Ⅱ
  • 脳血管疾患リハビリテーション料Ⅱ(初期加算)
  • 運動器リハビリテーション料I(初期加算)
  • ニコチン依存症管理料
  • 薬剤管理指導料
  • 単純CTマルチスライス
  • 医薬品安全性情報等管理体制加算
  • 医療機器安全管理料I
  • 救急搬送患者地域連携受入加算
  • 糖尿病合併症管理料
  • 糖尿病透析予防指導管理料
  • 在宅時医学総合管理料又は特定施設入居時医学照合管理料
  • 医療安全対策加算2
  • がん性疼痛緩和指導管理料
  • 診療録体制加算2
  • 感染防止対策加算2
  • 透析液水質確保加算2

当院は以下の認定を受けております

  • (社)日本透析医学会認定施設
  • (財)痛風研究会痛風協力機関
  • (一社)日本病態栄養学会栄養管理・NST実施認定
  • (一財)日本栄養療法推進協議会NST稼動施設認定
  • (一社)日本循環器学会2014年度循環器疾患診療実態調査参加施設認定医療機関

設置委員会

委員会活動について

当院では下記委員会や各種会議を開催し医療事故防止・サービス向上・職員の自己啓発に努めています。活動について簡単にご紹介します。

委員会名 目的
幹部会 幹部会議では、各部署の責任者及び主任以上の職員で構成され理事会・運営会議等で決定した事項の伝達や、診療に関する事や病院の施設に関する事を審議しています。各委員会や各部門からの報告に基づいて多職種で意見交換を行い、病院全体の運営を図る事を目的として、毎月第一金曜日に行っています。
医局会 医局会議では、医師を中心として薬剤師・看護師・臨床工学技師・検査技工師・管理栄養士・理学療法士・事務職員が参加し入院患者・外来患者・透析患者の治療方針や重症患者について主治医よりの報告・説明・治療方針等の情報を共有して診療の質の向上を目的として毎週火曜日に行っています。
薬剤検討委員会 薬剤検討委員会では、新規採用医薬品や中止する医薬品などの検討や副作用報告及び情報提供等を行い医薬品を適正に使用することを目的としております。
保険委員会 目について審議したり、保険全般にわたる事項についての検討を行っています。又、レセプト審査結果を幹部会や医局会に報告・提案して適切かつ正確な保険事務業務を行う目的で毎月開催しております。
業務委託委員会 委託業務の検討や委託業者の適切な設定および物品や消耗品・備品などの適正な管理が行われているかを確認し、適正かつ有効な活用を図ることを目的とする。
予算委員会 予算委員会では、運営委員会と連携して医療機器や備品等の購入予算や職員の教育・研修に関する予算を審議し適正かつ有効な活用を図ることを目的としています。
患者の権利委員会 病院の利用者の権利を擁護し、病院全体が有機的に機能し、もって、安全かつ適切な医療サービスを提供することを目的とする。
接遇向上委員会 接遇における職員の資質およびモチベーションを向上することを目的とする。
倫理委員会 医療法人仁栄会島津病院で行われる人を対象とする医療行為が、倫理的配慮のもとに行われるよう監視し、指示を与えることを目的とする。
病院運営委員会 病院運営委員会では、理事会で決定した事の伝達、病院運営に関する事や、医療法等の遵守、職員の人事や福利厚生と親睦に関する事を審議しています。
院内感染防止対策委員会 下記の内容を検討するために、院内感染防止委員会を毎月1回開催しています。
  • 院内感染対策指針及びマニュアルの作成・見直し
  • 感染対策に関する資料の収集と職員への通知
  • 職員研修の企画
  • 異常な感染症の発生時、発生の原因を速やかに究明し、改善策を実施するために全職員への周知徹底を図ること
  • 患者の疑問、不安等の日常的な把握
  • 医療廃棄物の適正管理
  • その他の感染
安全衛生委員会 安全衛生委員会では、下記の事項について調査・審議して災害の防止や職員の健康その他安全・衛生について検討しております。
  • 安全衛生に関する規定の作成及び安全衛生の教育に関する事項
  • 新規に採用する機械・器具その他の設備等に関わる危険の防止及び健康診断に関する事項
  • 厚生労働大臣・労働基準局・労働基準監督署等からの命令、指示、勧告、指導を受けた事項
  • 安全衛生の調査および災害・疾病の防止に関する事項
  • 安全衛生実績と安全衛生管理計画の審議
教育委員会 教育委員会では、職員の職務随行能力向上を目的として、全職員研修計画や各部署毎の研修計画および研修予算に関する検討を毎月行っています。
医療安全管理対策委員会 医療に関する安全管理方法などにおいて、起こると考えられる事故を予測したり、具体的な事例を通して検証したりすることで、未然に具体的な対策(事故予防策や、事故発生時の緊急対応などを病院全体で機能的に働くようなシステムの構築など)を講じていくことにより、安全で適切な医療サービスを提供していくことを目的としています。
輸血療法委員会 院内における輸血・血液取り扱いに業務に関する、安全管理の具体的な推進を図ることによって、医療事故防止と事故発生時の緊急対応について、院内全体が有機的に機能し、安全な医療を提供することを目的とする。
褥瘡対策委員会 褥瘡の発生予防及び発症後早期からの適切な処置を含めた褥瘡対策を実施するために必要な体制の整備を図り、チーム医療で褥瘡に関する評価を行い、必要な対策を実施することを目的とする。
広報委員会 広報委員会では、地域における役割と連携を図るために、又、患者様やその家族の方に情報の提供が適切に発信できるよう広報誌・院内ニュースおよびホームページなど作成を行っております。
医療ガス委員会 院内における医療ガス(診療の用に供する酸素、各種麻酔ガス、吸引、圧縮空気、窒素等)設備の安全な管理を図るため、日常、定期点検を行い、患者様の安全を確保しています。
栄養委員会 病院長の諮問機関とし、栄養部業務の改善向上および患者給食の内容充実をはかるために下記事項について検討する。
  • 約束食事箋に関する事項
  • 入院患者の嗜好調査等に関する事項
  • 入院患者および外来患者への栄養指導に関する事項
  • 給食業務の運営に関する事項
業務改善委員会 病院の医療に関する業務の具体的な改善や見直しを推進することによって、医療サービスの質向上を目的とする。この目的を達成するためには、経営者以下、院内の全部署・全職員が提案・参画していかなければならない。
苦情対応委員会 病院の患者からの意見・要望・苦情に対して適切な対応を行うことにより、病院の利用者の権利を擁護し、事業の迅速な改善を図るとともに、病院事業に対する社会的な信頼を向上させることを目的とする。
診療情報管理委員会 委員会では診療録の保管管理方法や様式、記載方法などの取り決め、医療統計報告や診療録管理全般の将来計画なども話し合われます。診療情報管理委員会は医師、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、臨床検査技師、管理栄養士、医事課、診療情報管理士の各職種から院長の指名する者が集まり毎月1回定期的に開催されています。また、必要に応じて臨時にも開催されることがあります。
診療情報開示委員会 診療情報開示委員会の目的として診療情報を積極的に患者様に提供し、患者様が疾病と診療内容を十分理解し、医療従事者と患者様等が良好な関係を築き、より質の高い開かれた医療を目指します。また、開示を希望される方が第三者であったり、開示することにより患者様に対し不利益になる恐れがある時などには開示の可否決定のため臨時的に召集される事もあります。

各種教室

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